事例紹介

F&Pミャンマー進出第一段「日本人向けサービスアパートメントプロジェクト」

言語と慣習の違いの中で「日本品質」を目指して

2015年の工事着工から携わり、政変等紆余曲折を経て地下1階地上12階PH1階の日本人向けアパートがオープンしました。
発注者の要望である日本人が安心して住める住宅を日本品質で造るという使命を受けて、設計監理を行いました。この業務を通して学んだことは以下となります。

① 建築許可等の諸官庁業務は、明確な規定がないためスムーズに進まない
② 日本のやり方を理解してもらうには、何度も繰り返し伝える必要がある
③ なぜこのやり方をするのかを理解させることが重要である
④ やらないのではなく知らないだけであることを理解する
⑤ ほとんどの資機材が輸入であり、納期の確認が必要

これらの学んだことは、当プロジェクト以降に受託した案件の監修業務におけるひとつの指針となり、またミャンマーで事業を継続するフクダ・アンド・パートナーズの礎になるものと確信しています。

主な経歴

  • 大手宅配事業会社改修工事見積査定業務
  • 北九州商業施設設計・工事監修
  • H社冷凍冷蔵倉庫設計監理
  • H社冷凍冷蔵倉庫設計監理
  • H社上海冷凍冷蔵倉庫設計・工事監修
  • ミャンマー・サービスアパートメント設計監理
  • ミャンマー・F社物流倉庫設計工事監修
  • ミャンマー・I社自動車ショールーム、整備工場設計工事監修
  • ミャンマー・R社冷凍冷蔵倉庫設計工事監修
  • ミャンマー・F&P開発事業物流倉庫設計工事監理
担当者
担当者 野田紫朗

ミャンマーで業務に携わることで、長年経験したことや教わったことが、100%現地では通用しないことを痛感しています。
しかしながら、言語や慣習の違う人へ伝える事の難しさがあるものの、人に伝える行為が自分の知識の見直しにつながり、やりがいになっているのも事実です。大好きなミャンマーとミャンマーの人たちに関わり続け、少しでも役に立てればと思っています。

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