プロジェクト事例

日本品質を実現する
未来のミャンマーエンジニアを育成支援!

業務内容

※現場にて 安全管理の教育
  • 工事監理計画書の作成、英訳
  • プロジェクトの監修
  • ミャンマー現地スタッフの技術指導
  • ミャンマーローカルゼネコンのエンジニアの技術指導
※ローカルゼネコンのオフィスにてプロジェクターを使用しての教育

私はミャンマーにて現地パートナーであるゼネコンに毎月2~3回の割合で教育を行っています。ミャンマーでは国としての建設工事基準や規格が制定されておらず品質がバラバラな傾向にあります。現在建設中のプロジェクトの品質を日本と同等にするべく施工者である現地ゼネコンのエンジニアを育成し高品質な施設作りを目指す目的で始めたものです。

施工中の現場にて品質管理の指導

講習会は山留工事・杭工事・土工事・鉄筋工事・型枠工事など仮設工事から仕上げ工事までの流れと工法を説明し、毎回20名程のエンジニアが参加しています。彼らにとって未経験の事項が多いので、「講習内容がなぜ必要なのか?」を彼らの目線に合わせて作業の背景や原理原則説明をするよう心がけています。講習会は1時間半ほどですが、回を重ねるごとに質問が増え、知識欲に飢えているなと感じます。目を輝かして真剣に聴取している姿を見ると講師としてやりがいを感じます。

担当者
担当者 渡辺 秀明

言葉の壁には苦労しています。ダイレクトなやり取りができないので、もどかしく感じることも多々ありますが、現地ゼネコンの中で日本語が堪能な方に通訳をしていただきながら行っています。映像や画像を多用するなど理解しやすいよう工夫を凝らしています。
少人数の講習会ですが、日本の規格や日本の工事の進め方を習得してもらい技術移転を進め、若いエンジニアたちがスキルアップした建築技術をミャンマーの発展に寄与することを期待しています。 少しでも力添えできるよう私も真摯に向き合って取り組んでいます。

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